『ことばにない』後編振り返り会アーカイブ
『ことばにない』後編振り返り会 2023年12月13日20時-
参加者:宮崎玲奈・南風盛もえ・上薗誠・黒澤多生・伊藤拓
◆何のための振り返りか
→今回の創作環境についての振り返り
【小屋入り〜初日まで】
・詰め詰めスケジュールだった。前編の上演を終える前に後編の上演日程が決まってたからしょうがなかったことかもしれないが、再演の際は考慮できたらよい。
・5階と稽古場で別れてるのも、アゴラ特有の要因ではあるが、楽屋作りに人員がもう少しいるとよかった。
・衣装と楽屋作りが別担当の方がよいかもしれない。
・袖中(小道具)、生活、衣装でそれぞれ専任が欲しい。
・前編で客演の人に係を頼むのはどうなんだろうっていう話が出たからあまり係を決めなかった。
・普通の劇団は劇団員が楽屋作りとかしてる。
・制作にどこまで頼めるのか。
・打ち上げムニでやらないので、打ち上げ係がいるのか
・ことばにないの物量自体の問題がある。通常の公演はついででできる小道具と衣装の物量が出演者が抱えられる範疇を超えていた。
・仕込みは時間は大丈夫だったが、場当たりの時間がもう少し欲しい。
・仕込み1日、場当たり2日、ゲネ1日、本番って時間がベスト
【公演後】
◆制作体制を充実させたい
・本番直前まで上薗は物理的に難しい
・上薗は事務処理中心。芝居作り自体をサポートできる制作が必要。
制作のポジション
助成金:上薗
広報:
稽古付き:
劇場とのやりとり:
アクセシビリティ?:
当日運営:
会計:上薗
・黒澤は今後舞監と俳優の兼業はやらない方がよいのではないか→舞台係としてつく。
【セクションごとの話】
◆衣装
・コアになるようなコンセプトについてコミュニケーションが不足していた可能性がある。衣装係としてケアするのも限界があるので、ポイントになる部分は演出家自身で意識合わせをする。信用しすぎる、任せすぎるのも関わり方として違うのではないか。
◆セクション関連の話題から派生して、座組全般の話題
・座組の中でも今回の芝居に関わる考え方がしっかり共有されているわけではない点に注意をする必要がある。コンセプトに敏感なメンバーばかりではないので、演出側でその点をケアしていく必要がある。
→どこまで意識や考え方の共有を求めるかというのは課題。
【次回公演に向けての話】
・各々の不満について「大変だったね」で終わらせるのではなく、根本的なところを確認し、改善を図る場を持つべき。
・外のメンバーを今後も入れていく上で、身内だけの経営も不健全。きちんと振り返りをし、改めるべきところを改める。
→正すべき点があるのは演出としても理解。一方、すぐに重い振り返りをするのは、演出に要改善という点が集中することが想定され負担が大きいため、再演が現実化したタイミングとしたい。